今回はAWSクラウドプラクティショナー試験合格までの流れを書き残します。
受験理由
私は1年ほど前、とある会社のシステムに関わる部署で働いており、主に案件管理を担当していました。その時、扱っていたシステムがAWS上にあったのでお金をかけても相応のリターンがある(仕事で役に立つ)かと考え、受験を決めました。
当時、同僚や上司にもクラウドプラクティショナーの資格を所得している方が数名いて、資格取得は必須ではないもののやはり箔が付くように見えました。
ただ、私の業務は案件管理がメインであり実際にAWSに触れる立場ではないので、想像しがたい部分やなじみのないジャンルがあることを不安に感じていました。
そんな中で勉強開始から2週間で合格することができたことはとても良い経験になったので、ぜひ皆さんに共有したく書き残したいと思います。
勉強開始前
クラウドプラクティショナー試験を受けようと思ったとき、いきなり参考書を買ってきて勉強を始めるというのは私はあまりおすすめしません。
では、まず何をすればよいのか。私が勉強前に実施した3点についてご説明します。
これはクラウドプラクティショナー試験に限らず、資格試験を受けるならまず一番最初にすべきことであると思います。
受験日を決めることで目標意識が高まりますし、やるべきことを具体的に考えられるようになります。
私はこの時に仕事の予定や私生活の予定との兼ね合いを考えて、勉強開始から2週間後にクラウドプラクティショナー試験を受験することに決めました。
ここで個人的なポイントとしては心の中で受験日を決めるのではなく、試験予約、代金支払いまで完了させることが大切ではないかと思います。そうすることでキャンセルしがたい状況に自らを追い込めるので、より勉強にも身が入るかと思います。
クラウドプラクティショナー試験に関しては、家で受験するか試験会場で受験するかの選択や試験会場で受けるならどこにするか、試験時間は何時からにするか、といった部分も決めなくてはならないので結構やることが多いので、勉強開始前に整理できておけばスッキリとした気持ちで勉強に臨めるかと思います。
これは賛否分かれるかもしれませんが、私はブログやSNSでクラウドプラクティショナー試験に合格した人の体験記を読み込みました。
勉強を始めようとしても、勉強方法が分からない、何を勉強すべきか分からない、勉強期間の設定方法が分からないという人は多いと思います。そういった人は特に合格記を読むことをおすすめします。
様々なパターンの合格までの道のりを知ることで、自分に合う勉強方針を見極めることができます。
ただ、あまり多くの意見を受けても混乱してしまうので、私は2,3人のブログを自分の状況と照らし合わせながら読みました。
前項「2.合格記(ブログ、SNS)を読む」でも記載しましたが、勉強方針を立てて勉強を進めることは本当に大切です。※ここでいう「方針」は勉強方法や勉強期間のこと
勉強方針は人によって多種多様だと思うので、どんな方針の決め方でも、どんな方針でも自分に合っていれば問題ないと思いますが、方針を立てていないとやることを見失ってしまいます。
やることを見失うことなく、効率よく合格にたどり着くために勉強方針は設定するべきです。
私の場合は合格記を読み、自分の特性を鑑みて以下の通り方針を決定しました。
★短期集中で一発合格を目指す
①勉強方法
参考書を一通り読み、本番レベルのテストをひたすら解く。
間違えた問題は調べ、ノートにポイントを書いてまとめる。
②勉強期間
勉強開始から2週間後に受験するように設定。
加えて、試験会場の方が集中できるかと思い、家ではなく試験会場での試験を予約。
私は期間が長いとだらけてしまうことと手で書いて覚えるのが得意という自分の特性から上記のような方針で勉強を進めました。
合格記を読んでいたので、自分が勉強を進める想像がしやすく、方針も立てやすかったです。
2週間で合格するための勉強方法
勉強方針の説明でも簡単に記載しましたが私は2週間、以下の流れで勉強を進めました。
- 最初の3日間…参考書を一通り読み進め、分からない部分は調べる。
私は同僚におすすめされた『AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー』を読み進めました。
ただ読むのではなく、マーカーを引きながら、分からない部分は調べながら読むと頭に入ってきます。
また、合間合間に確認問題もあるのでそこで自分の理解度を測ることもできます。
- ~受験日まで…本番レベルのテストをひたすら解く。
本番レベルのテストについては紙の問題集を購入してもよいと思いますが、私は携帯でも問題を見れるようにしたかったのでUdemyで『この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集』を購入して演習しました。
Udemyはパソコンでも携帯からでもログインできるので、通勤中などの空いている時間に新たに問題を解いたり間違えた問題を確認したりでき、とても便利だと思いました。
おかげで受験日あたりには、Udemyの問題を大体覚えるくらい繰り返し解くことができました。
ちなみに私は手を動かして覚える派なので、間違えた問題は詳細を調べ、ノートにポイントを書いてまとめていました。間違えた問題を何らかの形でまとめておくと自分の弱いジャンルや間違えた問題同士の関連性が見えてきて覚えるときに非常に役に立つと思います。
勉強中に気を付けたこと
私は2週間でクラウドプラクティショナー試験に合格するため、勉強期間中は以下の2点について気を付けて過ごしていました。
私は2週間の勉強期間中も通常通り朝から仕事に行って残業もしていました。そんな日々の中でも受験前だという意識を忘れることが無いよう、仕事終わりに必ず数十分だけでも机に向かうようにしました。
私は元々仕事以外で机に向かう習慣がなかったので、毎日机に向かうのは結構辛いことでしたが、座って勉強道具を開いてしまえば受験日が迫ってきている焦りが思い起こされるので黙々と勉強することができました。
私と同じように勉強する習慣がない人は最初は机に向かうだけで大変だと思いますが、習慣になるよう毎日続けてみてください。
勉強開始前に決めた勉強方針は勉強期間中も振り返るようにするのがおすすめです。
また、私は以下のポイントに気を付けて勉強方針を振り返っていました。
①勉強方法がぶれていないか
Udemyを解いて参考書等で確認というのが私の勉強方法だったので、その方法を続けられているか、間違えた問題の復習がきちんとできているか確認しました。
これは自分のノートや間違えた問題を解きなおすことで状況確認できました。
②今のペースで受験日までに合格ラインに達するか
これはUdemyを解くと自分の点数が分かるのでそれを材料にすることができます。
クラウドプラクティショナー試験は1000点満点で700点以上が合格なのでそこを目指して自分のレベルと進捗ペースを確認していました。
方針振り返りの頻度について、勉強期間によりますが私は3日に1回実施していました。
せっかく立てた勉強方針は振り返ってこそ生きると思います。ぜひ真似してみてください。
受験日当日
しっかり睡眠をとって元気に起きることができたら問題ありません。
自分を信じて受験したら、私は合格することができました!!!!
(ちなみに試験完了ボタンを押したらすぐに合否が表示されるのですぐ安心できました)
試験会場では持ち物はすべてロッカーへ入れるので、身分証明書(私は運転免許証にしました)のみ絶対忘れないようにしてください。ハンカチもロッカーに入れろと言われている人がいました。
思い立ったが吉日です。
このブログを読んでクラウドプラクティショナー試験が気になった人は今日から合格目指して動き出しましょう。
コメント